エアリアルスポーツとは
ここで言うエアリアルスポーツとはエアリアルフープのことで、ポールスダンス関連の種目のひとつです。吊り下げられたフープ(輪)上で行われる演技の難易度や芸術性を競うダンススポーツです。
エアリアルという言葉自体は、空中でのパフォーマンス全般を指します。スキー競技のエアリアルや、サーカスの演目でフィットネスにも取りいれられたエアリアルシルクやロープなど、また、エアリアルヨガ(ハンモック)などもあります。
エアリアルスポーツの公式ルール/競技規則
エアリアルスポーツの公式ルールは、世界共通のルールとして国際ポール・スポーツ連盟(IPSF)が制定しています。
エアリアルスポーツ(IPSF Aerial Sports Championships Aerial hoop Code of Points & National / Regional Championships Aerial Hoop Rules and Regulations)※1
などの英語版ならびに日本語版の競技規則(rule and regulations)は、国内統括団体の日本ポール・スポーツ協会(JPSA)のWebサイトにてダウンロードが可能です。
※1 エアリアルスポーツの競技規則は「Aerial Sports Code of points」のPDFファイルに含まれています。
エアリアルスポーツ・ポールスポーツの種目
エアリアルスポーツ(エアリアルフープ)
ポールではなく、2点吊りのエアリアルフープ上で競技を行ないます。太さ25mm、直径100㎝ほどの金属製のフープが使用されます。
ポールスポーツ
シングルス(ソロ)またはダブルス(ペア)があり、固定ポールと回転ポールをそれぞれ使用して、定められた数のコンパルソリー(規定技)を取りいれた演技をこなします。太さ45mm、高さ4mの真鍮製のポールが使用されます。
アーティスティックポール
コンパルソリーがなく、テクニカルスキルよりパフォーマンススキルのほうに高い得点が付与されます。高配点となるようなトリック、パフォーマンスを選択して演技を創作することができます。
ウルトラポール
バトル形式で行われるフリースタイルの競技です。最大30秒の持ち時間でポールトリックを競い、交互で2回ずつ、合計2分間でバトルが終了となります。